10分でできるガントチャートの簡単な作り方【エクセルでタスク進捗管理表】

Excel(エクセル)
- 「無料で手軽にガントチャートを作成したい」
- 「タスクの修正や変更がしやすく、
内容が自動で反映される表を作りたい」 - 「メンテナンス性が高く、
管理しやすいExcelガントチャートを運用したい」
Excelの条件付き書式を活用すれば、

条件付き書式の設定を最初に一度済ませておけば、
本記事では、
- ガントチャートの基本的な作り方
- Excelでガントチャートを運用する際の注意点
- Excelガントチャートに追加できる便利な機能
単に「表を作る」
Excelのバージョン
本記事は、
ご利用の環境によっては、
※ 本記事の見出しでは「エクセル」
前知識|ガントチャートとは
ガントチャート とは、
プロジェクトに必要なタスクのスケジュールや進捗状況を一目で把握できるため、
作成手順|簡単にできるエクセルガントチャート
Excelを使って、
工程1: タスク情報の入力欄を作成する
工程2: 時間軸(カレンダー部分)
工程3: チャート領域(バー)
工程4: 見た目を整える

ここでは、
工程1: タスク情報の入力欄を作成する
まずは、
【必須項目】
- タスク名 : 「タスクA」
など - 開始日 : 「2025/4/1」
など - 終了日 : 「2025/4/21」
など
【任意項目】
- 担当者 : 「鈴木」
など - ステータス : 「未着手」
など
工程2: 時間軸を作成する
工程1で作成した表よりも上側の行を使い、
時間軸の項目作成
カレンダーのヘッダー部分を作成します。
- SN(シリアル値)
: =1*(COLUMN()-COLUMN($I:$I)) + $C$2 ※1 - 1*は増分が1日単位であることを示します。
単位を変更する場合はこの値を変えてください。
- 1*は増分が1日単位であることを示します。
- 年 : =TEXT(I$1, "'yy")
- 月 : =TEXT(I$1, "m")
- 日 : =TEXT(I$1, "d")
- 曜日 : =TEXT(I$1, "aaa")

※1 SEQUENCE関数も利用可能
Excel 2021以降やMicrosoft 365であれば、
SNの欄に =SEQUENCE(1, 100, $C$2, 1) と入力するだけで、
その場合、
- 年 : =TEXT(I$1#, "'yy")
- 月 : =TEXT(I$1, "m")
- 日 : =TEXT(I$1, "d")
- 曜日 : =TEXT(I$1, "aaa")
工程3:チャート領域(バー) を作成する
タスクの期間を可視化するチャート領域(バー)
判定用の関数を入力
工程4:見た目を整える
見やすくなるように見た目を整えます。

タスク追加時は、
以降で紹介する拡張機能を実装すると、
Excel知識|ガントチャートの機能拡張方法
ガントチャートの利便性をさらに向上させる、
- 機能A 休日のグレーアウト
- 機能B タスクステータスの選択式(プルダウン)
化 - 機能C チャートの色付け・色分けによる視覚化
- 機能D WBS(作業分解構成図)
との連携 - 機能E タスク表示の折り畳み・フィルタリング
- 機能F 時間軸スケールの切り替え(日・週・月など)

これまでの手順で作成した基本形でも十分に機能しますが、
機能A 休日のグレーアウト
条件付き書式 を活用すると、
- ルール:=OR(F$5="土", F$5="日")
( F$5 セルが曜日の先頭セルの場合) - 書式:
- 塗りつぶし:「色」
を「灰色」 に
- 塗りつぶし:「色」
- 適用先:=$I$2:$BZ$10(時間軸およびチャート領域の全体)
機能B タスクステータスの選択式(プルダウン) 化
データの入力規則 機能を使えば、
- 対象範囲:ステータス入力欄(例:E列の各タスク行)
- 入力値の種類:リスト
- ドロップダウンリストから選択する:チェックを入れる
- 元の値:未着手, 進行中, 確認中, 完了 (カンマ区切りで入力)

条件付き書式を併用することで、
機能C チャートの色付け・色分けによる視覚化
セルの背景色や 条件付き書式 を工夫することで、
- 軸1:プロジェクト・カテゴリ別
- 企画フェーズ:青色系
- 開発フェーズ:橙色系
- テストフェーズ:緑色系
- 軸2:タスクの階層レベル別
- 大項目:濃い色
- 中項目:中間の色
- 小項目:薄い色
機能D WBS(作業分解構成図) との連携
Excelの テーブル機能 を活用すると、
機能E タスク表示の折り畳み・フィルタリング
スライサー を使うと、
※ スライサーを利用する場合は、
機能F 時間軸スケールの切り替え(日・週・月など)
数式の設定を工夫することで、
応用|WBSとの連携でプロジェクト管理に活用
ガントチャートは、
Excelでも設計を工夫すれば、
「一度作ればタスクを書き換えるだけで使い続けられる、
構築できます。
タスクの追加・修正のたびに設定を直す手間が省けるため、
管理業務そのものに集中でき、

設計次第では、
メリット|エクセルでガントチャートを作成する利点
Excelでガントチャートを運用する主なメリットは、
- ① 導入コストの低さ: 追加コストなしですぐに始められ、
特別な環境構築も不要。 - ② 教育・学習コストの抑制: 多くのユーザーが基本操作に慣れているため、
導入がスムーズ。 - ③ カスタマイズ性の高さ: 管理項目や計算ロジック、
レイアウトを自社のルールに合わせて自由自在に設定できる。

思い立ったときに、
デメリット|エクセルガントチャートの欠点・注意点
Excelには管理上の弱点や明確な限界も存在します。
- ① ファイル・数式破損のリスク:誤操作により、
管理システムそのものが壊れる可能性がある。 - → 対応策:クラウドストレージの履歴機能、
シートの保護機能
- → 対応策:クラウドストレージの履歴機能、
- ② リアルタイム同時編集の制限:社内サーバー上のファイルは、
複数人での同時更新が難しい。 - → 対応策:OneDrive / SharePoint(Web版Excel)
- → 対応策:OneDrive / SharePoint(Web版Excel)
- ③ モバイル対応の弱さ:スマートフォンやタブレットからの閲覧・操作には適していない。
- ④ 外部連携の難しさ:他のアプリやカレンダーサービスとの自動同期が困難。
- ⑤ 大規模プロジェクトに不向き:タスクが膨大になると動作が重くなり、
依存関係の管理も複雑化する。
① ファイル・数式破損の可能性
Excelベースの管理表は、
有効な対策:
-
クラウドストレージの活用:
OneDriveやSharePoint等に保存すれば、
自動バックアップや変更履歴の復元機能が利用できます。
万が一の削除や誤操作時も、過去の状態へ即座に戻せます。 -
シートの保護機能:
Excelにはシートの保護機能があります。
シートを保護することで、数式が入力されているセルを「ロック」 し、
第三者(あるいは自分自身)による意図しない書き換えを物理的に防げます。
② リアルタイム同時編集が限定的
ローカル環境や共有ファイルサーバー(NAS)
対応策:
OneDriveやSharePoint経由でWeb版Excel(またはデスクトップ版の共同編集機能)
③ モバイル面が弱い
Excelは画面の大きなPCでの操作を前提としているため、
④ 他のツールとの連携が弱い
Excelは単体完結型のツールであるため、
⑤ 大規模プロジェクトに不向き
Excelで作ったガントチャートは、
関わるメンバーが増えるほど、
Excelガントチャートでも、
以下の拡張機能を組み合わせることで、
対応策|Excelガントチャートの弱点を補完するには
Excelで作成するガントチャートのデメリットをカバーするための、
- A. クラウドストレージやWeb版Excelを利用する
- → 「ファイル・数式の破損」
の防止、 および「リアルタイム共同編集」 への対応
- → 「ファイル・数式の破損」
- B. シートの保護機能を活用する
- → 「数式の誤書き換え」
による破損を防止
- → 「数式の誤書き換え」
- C. 色分け・折り畳み・WBS機能を実装する
- → 大規模・複雑なプロジェクト管理への適応
- D. 専用ツール(プロジェクト管理ツール)
を導入する - → Excelの全デメリット(①〜⑤)
の解消に
- → Excelの全デメリット(①〜⑤)
A. クラウドストレージやWeb版を利用する
クラウドストレージ(OneDrive、
多くのクラウドストレージには 「ファイルのバージョン履歴(復元機能)
クラウド上に保存されたファイルであれば、
誤ってデータを上書きしたり削除したりしても、
OneDrive / SharePointに保存されたExcelブック※であれば、
複数人での共同編集が可能です。
インストール不要でブラウザからWeb版Excel も利用でき、
スマートフォンからの簡易的な閲覧にも対応します。
※ ただし、
Power Queryなどの高度な機能が制限されたりする場合があるため注意が必要。
B. シートの保護機能を活用する
Excelの 「シートの保護」
シートの保護は、
「タスク名」
使用者による入力が必要なセルだけを「保護の対象外」
計算式が入ったセルを保護できます。
複数人でファイルを共有する場合でも、
誤操作によって数式が消えてしまうトラブルを防げます。
C. 色分け・折り畳み・WBSの機能を搭載する
「Excelガントチャートの応用」
Excelの標準機能を組み合わせることで、
- タスクを階層化して整理しやすくする
- 不要なタスク群を一時的に隠して視認性を高める
- タスクの追加・編集時の数式の再設定を不要にする
といった、
D. 専用ツール(タスク管理・プロジェクト管理ツール) を導入する
プロジェクト管理の専用ツールを導入すれば、
専用ツール導入の主なメリットは以下の通りです。
- 管理の手間とリスクの最小化
- UI(入力・閲覧画面)
とシステムが分離されているため、 操作ミスによってシステムを壊す心配がありません。 - 入力したデータのバックアップ機能があるツールも多く、
データ破損の可能性も低いです。
- UI(入力・閲覧画面)
- 膨大なタスクの一元管理
- タスク同士の依存関係(先行・後続)
の自動計算や、 複数プロジェクトの同時俯瞰が容易です。
- タスク同士の依存関係(先行・後続)
- 高度な共有・同時編集機能
- チーム全員が同時にアクセスしても動作が安定しており、
リアルタイムで進捗を共有できます。
- チーム全員が同時にアクセスしても動作が安定しており、
- マルチデバイス対応
- 専用アプリにより、
外出先でもスマホから直感的に操作・確認が可能です。
- 専用アプリにより、
- 豊富な付加機能
- SlackやGoogleカレンダーとの連携、
カンバン表示への切り替え、 リマインド通知、 ドラッグしてタスクを動かせる直感的な操作など、
Excelでは構築が難しい機能を即座に利用できます。
- SlackやGoogleカレンダーとの連携、

ただし、
専用ツール導入の目安
ツールの切り替えを検討すべきタイミングは、
専用ツールはExcelの弱点を補う一方で、
以下の条件に当てはまる場合は、
- 10名以上のチーム、
または社外メンバーと共同作業を行う場合 - 膨大・複雑なプロジェクト・タスクを管理したい場合
- 外出先など、
モバイル環境でのチェックが必須の場合 - 他ツール連携や表示切り替え、
リマインド通知機能などの便利機能をすぐ使いたい場合 - ツール構築・管理に時間をかけたくない場合
- ドラッグ&ドロップなどの直感的な操作で、
ストレスなくスケジュール管理を行いたい場合
まとめ|エクセルガントチャートのポイント
Excelでガントチャートを作成する際は、
小規模なプロジェクト・タスク管理において、
一方で、
「プロジェクトの規模や関わる人数が増えた」
「より確実な共有や自動化機能が必要になった」
という場合は、

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