自動計算のカスタムも楽!エクセル勤怠管理表の作り方・自作方法【テーブル活用】

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  • 「手軽に勤怠管理を始めたい」
  • 「集計を自動化して、計算の手間を減らしたい」
  • 「設定変更がしやすく、メンテナンス性の高い表を作りたい」

Excel(エクセル)で勤怠管理表を作成するなら、テーブル機能 を活用するのが一番の近道です。テーブルを使うだけで、機能拡張や修正がスムーズに行える 便利な管理表が簡単に構築できます。

吉峰
吉峰

テーブル機能を使うと、
=SUM( B2:B32 )のような通常のセル参照だけでなく、
=SUM( テーブル1[列1] )のような構造化参照が使えるようになります。

この記事では、業務ですぐに活用できる以下の内容について解説します。

  • 勤怠管理表の基本的な作り方
  • テーブル機能を活用するメリットと利便性
  • Excelで勤怠管理を行う際の注意点
  • Excelから勤怠管理システムへ移行を検討する目安

「ただ表を作る」のではなく、後から必要な機能を簡単に追加・修正できる勤怠管理表 の完成を目指しましょう。

Excelのバージョン

本記事は、Excel 2024(ローカルまたは共有フォルダでの運用) を前提に作成しています。
環境によっては、UIなどの細かな点が異なる場合があります。

目次

前知識|勤怠管理表(勤怠管理票)とは

勤怠管理表 とは、従業員の労働時間を適正に把握・記録するためのもの であり、労働基準法を遵守するために不可欠な書類です。

一般的には、従業員が日々の打刻や記録を行い、管理者がそのデータを収集・集計することで作成されます。適切に運用することで、法律で定められた「法定帳簿としての法定帳簿としての 出勤簿」として機能します。

出勤簿は「法定三帳簿」の1つ

出勤簿 は、法律で作成と保存が義務付けられている「法定三帳簿」の1つです。
これを「法定帳簿としての法定帳簿としての 出勤簿」として認めてもらうには、原則として「客観的な記録」が必要となります。
従業員がExcelに自己申告で入力するだけでは、不十分とみなされる可能性がある 点に注意が必要です。

吉峰
吉峰

勤怠管理表 は、単なる社内書類ではなく 法的にも重要な書類 です。

作成手順|Excel勤怠管理表の作り方

Excelで勤怠管理表を作成する手順を、3つの工程で説明します。

  • 工程1 : 基本情報&基本設定テーブルの作成
  • 工程2 : 勤務実績テーブルの作成
  • 工程3 : 月次集計テーブルの作成

未実装項目

本記事の解説では、シンプルさを優先するため以下の項目は含めていません。

  • 休日出勤の取り扱い
  • 欠勤・早退・遅刻の詳細な内訳
  • 法令遵守(36協定など)のアラート機能

工程1:基本情報&基本設定テーブルの作成

まず、個人データを扱うテーブル(T_基本情報)と、計算の基準となる値を管理するテーブル(T_基本設定)の2つを作成します。

テーブル名 : T_基本情報

  • 年 : 手入力(例:2022)
  • 月 : 手入力(例:4)
  • 氏名 : 手入力(例:田中 次郎)

テーブル名 : T_基本設定

  • 時給 : 手入力(例:\1,400)
  • 法定労働時間(1日当たり) : 手入力(例:8:00)
  • 時間外割増率 : 手入力(例:25%)
基本情報&基本設定テーブルの作成

テーブルの作成方法

【テーブル化の手順】

  1. 対象のセル範囲を選択。
  2. 挿入タブのテーブル(ショートカット:Ctrl + t)をクリック。

【テーブル名の設定手順】

  1. テーブル内のセルを選択。
  2. テーブルデザインタブの左端にあるテーブル名欄に名称を入力。

工程2:勤務実績テーブルの作成

次に、メインとなる日々の記録用テーブルを作成します。

STEP.1

項目を入力する

必要な項目名(日付、曜日、出勤時間など)を横一列に入力します。

項目を入力する
STEP.2

テーブル化する

見出し行を選択してテーブルを作成します。

テーブル名 : T_勤務実績

テーブル化する
STEP.3

1行目の数式と表示形式を設定する

各列に以下の数式を入力します(1行分)。

  • 日付 : =DATE( T_基本情報[年], T_基本情報[月], ROW()-ROW(T_勤務実績[#見出し]) )
  • 曜日 : =TEXT([@日付],"aaa")
  • 出勤時間 : (実績を手入力する欄)
  • 退勤時間 : (実績を手入力する欄)
  • 休憩時間 : (実績を手入力する欄)
  • 勤務時間 : =[@退勤時間]-[@出勤時間]-[@休憩時間]
  • 通常労働時間 : =MIN(T_基本設定[法定労働時間], [@勤務時間])
    • (残業時間を算出するための補助列)
  • 残業時間 : =[@勤務時間]-[@通常労働時間]
勤務実績テーブルに数式を入力する

表示形式も設定しておきます。

日付や時刻の表示形式を設定する

別テーブル参照時の「@」に注意

数式入力中に別のテーブルのセルをクリック/選択すると、自動的に@(「この行」を指す記号)が挿入されることがあります。
別のテーブル別のテーブル の単一設定値を参照したい場合に@が入ると、オートフィルやコピーをしたときに、正しく計算されない原因になるため注意しましょう。

【例】

  • @ あり : =T_基本設定[ @[法定労働時間] ]
    • → ⚠️ 別のテーブル内の 自身と同じ行 のセルを参照
  • @ なし : =T_基本設定[ [法定労働時間] ]
    • → 🟢 別テーブルの 単一セル/範囲 を参照

※1 MOD関数は24:00以降の値を折り返す

MOD関数を使うと、一定の範囲を超えた数値を折り返せます。
たとえば、25:00を1:00に変換できます。

MODは、割り算の余り(剰余)を返す 関数です。
25:00を1(24:00)で割った余りは1:00であるため、

MOD("25:00", 1) → 1:00となります。

下記の2つの式は、実質的に同じ処理を行っています。

  • =MOD( [@退勤時間]-[@出勤時間], 1 )
  • =IF( [@退勤時間]-[@出勤時間] > 0, [@退勤時間]-[@出勤時間], [@退勤時間]-[@出勤時間]+1 )
STEP.4

データ行を拡張する

テーブルの右下をドラッグする(オートフィル)か、コピー&ペーストで1ヶ月分の行(28〜31行)まで増やします。

データ行を拡張する

工程3:月次集計テーブルの作成

最後に、1ヶ月の分結果を集計するテーブル(T_月次集計)を作成します。見出しの記入、テーブル化&テーブル名設定、数式記入の順で行います。

月次集計テーブルの作成

テーブル名 : T_月次集計

  • 合計出勤日数 : =COUNTIF(T_勤務実績[勤務時間], ">0")
  • 合計勤務時間 : =SUM(T_勤務実績[勤務時間])
    • 表示形式 : [h]:mm ※2
  • 合計残業時間 : =MROUND(SUM(T_勤務実績[残業時間]), "1:00")
    • (1時間単位で丸める例。必要に応じて CEILING や FLOOR を使い分けます)
    • 表示形式 : [h]:mm ※2
  • 総支給額 : =T_基本設定[時給]*[@合計勤務時間]*24 + T_基本設定[時間外割増率]T_基本設定[時給][@合計残業時間]*24

"*24" を入れる理由

Excelの時間計算では 「1日(24時間)= 1」
つまり「1時間 = 1/24」のシリアル値で計算されます。
*24を行うことで、「1時間=1」として変換し、計算しています。

※2 書式設定 "[h]:mm" の意味

24時間を超えたときに正確な時間を表示する ためには、
書式設定を [h]:mmにします。
通常の h:mm では、24時間ごとに表示がリセットされてしまいます。

  • h:mm の場合: ❌ 25時間が 1:00 と表示
  • [h]:mm の場合:🟢 25時間が 25:00 と表示
吉峰
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丸め処理(端数処理) には注意が必要です。法律上、労働時間は1分単位で計算するのが原則です。ただし、月間の時間外労働の合計に対して「30分未満を切り捨て、30分以上を1時間に切り上げる」といった特定の処理は例外的に認められています。

Excel知識|管理表を使いやすくする4つの設定

勤怠管理表の利便性と精度を向上させる、おすすめの設定を4つ紹介します。

  1. 入力エリアの色分け
  2. 土日の行を自動で着色
  3. 0:00を非表示に
  4. 入力できる時間の範囲を制限
吉峰
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1〜3は視認性を高め、4は入力ミスの防止(データ整合性の向上)に役立ちます。

1. 入力エリアの色分け

どこに値を入力すればよいか一目でわかるよう、手入力が必要なセル(出勤時間 退勤時間 休憩時間)に 背景色 を設定しておきましょう。従業員が修正すると予想される他のセル(年 月 氏名)への設定も有効です。

入力エリアの色分け

対象範囲:

  • 時刻入力エリア(T_勤務実績の出勤時間 退勤時間 休憩時間列のデータ行)
  • 基本情報入力エリア(T_基本情報の年 月 氏名列のデータ行)

2. 土日の行を自動で着色

条件付き書式 を使って、土日の行に自動で色を付けると格段に見やすくなります。

条件付き書式の設定前後の比較
1. テーブルのデータ範囲を選択し、条件付き書式の新しいルールを追加します。
条件付き書式の新しいルール画面で数式を入力する

2 以下を設定します。

  • 対象範囲:T_勤務実績 のデータ全体
  • ルール:=OR( $B2="土", $B2="日" ) (B2セルが曜日の最初のセルの場合)
  • 書式:背景を塗りつぶし
吉峰
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条件付き書式の数式内では直接、構造化参照が使えないため通常のセル参照($B2など)を利用します。

設定がうまく行かない場合

設定がうまく行かない場合

条件付き書式の設定を行っても、
土日の行の背景を変えられない場合があります
(すべての背景色が変わらない、土日でない行が変わる、など)。

原因として、設定直後に記入した数式が自動的に変換されている可能性があります。
その場合、設定画面から再度、数式を記入し直すと直る場合があります。

3. 「0:00」を非表示に

0:00の表示を薄くする前後の比較

実績がない日に表示される「0:00」を、条件付き書式 で文字色を薄くする、または非表示に設定すると、入力済みの行が際立ち、見やすくなります。

1 テーブル内の時間算出セル範囲(T_勤務実績の勤務時間 通常労働時間 残業時間列のデータ行)を選択し、条件付き書式の [指定の値に等しい] を選択します。

条件付き書式から指定の値に等しいを選択する
指定の値に等しいダイアログで0:00を設定する

2 設定画面で下記を設定します。

  • ルール:セル値=0 / セル値="0:00"
  • 書式:薄い灰色の文字色

4. 入力できる時間の範囲を制限

データの入力規則 を使い、想定外の数値が入らないようにできます。

たとえば時間の入力欄では、25:00 と 1:00 のような、2通りの形式が混在してデータ入力される可能性が考えられます。データの整合性の観点では、1通りの形式に統一するのが望ましいので、データの入力規則 を使って「0:00~23:59以外は入力できないようにする」設定が有効です。

1 時刻入力エリア(T_勤務実績の出勤時間 退勤時間 休憩時間列のデータ行)を選択し、[データの入力規則] を選択します。

データタブからデータの入力規則を選択する
データの入力規則ダイアログで時刻の範囲を設定する

下記を設定します。

  • 【設定タブ】
    • 入力値の種類:時刻
    • データ:次の値の間
    • 開始時刻:0:00
    • 終了時刻:23:59
  • 【エラーメッセージタブ】
    • タイトル:23:59以下で入力など
    • エラーメッセージ:0:00 ~ 23:59の範囲で入力してください。など

使い方・応用|自作管理表の運用と拡張方法

Excelで勤怠管理表を作成した後の 基本的な運用方法 と 拡張方法 を紹介します。

基本的な運用方法:日々の時間を記録する

Excel勤怠管理表の基本的な使い方は、日々の勤務時間を決まったエリアに入力 するだけです。基本情報、基本設定項目は、事前に記入しておきましょう。

  1. 初期設定:T_基本情報 と T_基本設定 を入力します。
  2. 日々の記録:T_勤務実績 の出勤時間 退勤時間 休憩時間欄に出退勤時間を入力します。
    計算はすべて自動で行われます。

拡張方法:長期データの集計

今回作成した勤怠管理表は、1ヶ月単位の表になっています。このExcelブック(ファイル)を複数作成して、数ヶ月分以上のデータが存在する場合には、Power Queryを使って集計することができます。

次のような処理の自動化が可能です。

  • 各月ごとの出勤日数を一覧表示
  • 年間出勤日数を集計
  • 個人別に集計

メリット|Excelで勤怠管理を行う利点

Excelで勤怠管理表を作成する主なメリットは、次のとおりです。

  • ① 導入コストの低さ: コストゼロですぐ始められ、環境構築が不要。
  • ② 教育・学習コストの抑制: 多くの人が基本操作に慣れている。
  • ③ カスタマイズ性の高さ: 入力項目から計算ロジック、レイアウトまで、自由に設定できる。
  • ④ オフライン動作: インターネット環境に左右されずに作業ができる。

参考:» Excel使用のその他のメリット・詳細

吉峰
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手軽に始められる点がExcelの大きな魅力です。一方で、従業員数や勤務形態が増えるほど、Excelファイルの配布・回収・修正・集計といった管理作業も増えていきます。Excelで対応できる範囲を超えてきた場合は、勤怠管理システムへの移行を検討するタイミング といえるでしょう。

デメリット|Excel勤怠管理表の限界と注意点

Excelには 苦手な作業や明確な限界 もあります。デメリットを理解したうえで、必要に応じて早めに専門ツールへの移行を検討することも重要です。

Excelで勤怠管理表を作成する主なデメリットは、次のとおりです。

  • ① 入力ミスの可能性:時刻の手入力によるヒューマンエラーを完全に防げない。
    • → 対応策:ショートカットの使用、値の視覚表示
  • ② データの改ざんが容易: 誰でも数値を書き換えられ、過去の記録に対する不正な変更操作もできてしまう。
    • → 対応策:運用方法の工夫
  • ③ 管理負荷と専門知識: 不具合対応や法改正への対応などをすべて自前で行う必要がある。
  • ④ 「客観的な記録」として不十分 : 客観的記録が別途必要になる。

参考:» Excel使用のその他のデメリット・詳細

① 入力ミスの可能性

Excelで作った勤怠管理表では、時刻を手入力 するため、誤入力や入力セルのズレといったヒューマンエラーが起こりやすくなります。

「実際とは異なった時刻を入力してしまう」「入力すべきセルからずれた位置に入力してしまう」といったミスが起きる可能性がぬぐい切れません。

対策として、ショートカットの活用や、条件付き書式による視覚的なチェックが有効です。

② データの改ざんが容易

Excelブック(ファイル)は編集が自由な反面、誰でも書き換えが簡単にできるため、過去の記録を不正に、あるいは誤って書き換えてしまうリスクがあります。

運用方法を工夫することで、対策も可能です。

③ 管理負荷と専門知識

自作した勤怠管理表では、数式の不具合修正や法改正に伴うロジック変更などの対応をすべて自力で行う必要があるため、管理工数が増大します。法的に正しい計算を行うための専門知識も求められます。

吉峰
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法的な知識を常にアップデートし続けるのは、担当者にとって大きな負担となります。

④ 「客観的な記録」として不十分

Excel勤怠管理表を作成した だけだけ では、「法定の 出勤簿」として認められないケースが多いです。原則として、タイムカードやICカード、PCの使用ログなどの 客観的記録との併用 が求められます。

参考:» 労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン|厚生労働省

管理者が直接確認(現認)して記録する方法もありますが、とくに従業員数が多い場合は非常に手間がかかり、現実的ではありません。

吉峰
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法的リスク を犯すことになるので、勤怠管理はテキトウにはできません。

対応策|Excelの弱点を補う方法

Excel勤怠管理表の弱点を補うための代表的な対処法を紹介します。

  • A. ショートカットの活用と値の視覚表示
    • → 「① 入力ミス」の低減に
  • B. 運用方法の工夫
    • → 「② データの改ざん」の防止に
  • C. 専用ツール(勤怠管理システム)の導入
    • → 「① ~ ④ 全デメリット」の解消に

A. ショートカットの活用と値の視覚化

勤怠管理表において、ショートカットキーによる時刻入力や、入力値を色・形で視覚的に表現する仕組みを取り入れることで、「① 入力ミス」のリスクを低減できます。

【ショートカットキーの活用】

ショートカットキー(Ctrl + :)を使用すると、現在時刻を即座に入力できます。
数値を直接打ち込む手間が省けるため、打ち間違いなどの入力ミスを抑えられます。

【値の視覚化】

条件付き書式を活用し、入力値を色や形で視覚的に表現すると、
桁数の間違いや極端な数値が入力された際、違和感に気づきやすくなります。
具体的な視覚表現としては、「データバー」を用いる方法などが効果的です。

吉峰
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上記の方法で「入力内容の間違い」は防げますが、「入力する場所を間違える」という可能性は依然として残ってしまいます。

B. 運用方法を工夫する

運用のルールを工夫することで、「② データの改ざんが容易」という課題への対策が可能です。

データの改ざんを防ぐ運用例として、以下のような方法が考えられます。

  • 例:従業員が1ヶ月分の入力を終えた後、管理者が内容を確認し、管理者のみがアクセス権限を持つストレージへ ファイルを移動・保管する。

「管理者が保管したファイル」を唯一の「正本(承認済みデータ)」とし、管理者以外が編集できない環境に置くことで、第三者による後からの改ざんを防止できます。

吉峰
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ただし、この方法では「従業員が管理者にファイルを送る(メールなど)」、「管理者がファイルを専用ストレージへ移動させる」といった手作業が発生し、運用上の手間が生じてしまいます。

C. 専用ツール(勤怠管理システム)を導入する

勤怠管理に特化した 勤怠管理システム を導入することで、Excelによる運用で発生しやすい課題を減らせます。

クラウド型の勤怠管理システムでは、単純な勤務時間の集計だけでなく、打刻・勤怠集計・シフト管理・休暇管理 などをまとめて管理できるサービスもあります。

勤怠管理システム導入のメリットとしては以下があります。

  • 打刻のデジタル化:手入力の機会を減らすことで、打ち間違いによる入力ミスを抑えられます。打刻方法やサービスの仕様によっては、勤怠データを 客観的な記録客観的な記録 として管理しやすくなります。
  • データの変更・修正権限の管理:操作範囲をユーザーごとに制限できるサービスの場合、不正な書き換えや誤操作の防止につながります。
  • 他システムとの連携や自動化:給与計算ソフトなどと連携できる場合、転記や集計といった繰り返し作業を減らせます。
  • 設計・構築の手間を抑えられる:自作ツールのような開発工数がかからず、勤怠管理に最適化された機能を導入後すぐに利用できます。
  • サービス側での機能更新:サービスによっては、制度変更や機能改善に合わせて継続的にアップデートされます。
吉峰
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ただし、製品やサービスによって機能は大きく異なります。選び方を誤ると、Excelの弱点を十分に解消できない場合もあります。勤怠管理システムの導入時は、製品・サービス選びが非常に重要 です。

勤怠管理システムへの移行を検討するなら

「Excelファイルの配布・回収が大変になってきた」「打刻をもっと簡単にしたい」「勤怠管理以外にシフトや休暇の管理もまとめたい」と感じている場合は、勤怠管理システムへの移行を検討するタイミングかもしれません。

たとえば、勤怠管理に加えてシフト作成や休暇管理などにも対応している、クラウド型の勤怠管理サービスとしてスマレジ・タイムカードがあります。
現在の運用で必要・役立つ機能があるか、次の資料で確認してみるとよいでしょう。

» スマレジ・タイムカードのサービス資料を確認する

検討の目安

勤怠管理システムの導入を検討するタイミングとしては、Excelによる管理作業が増えてきたときや、勤務形態が複雑になってきたとき が主な目安です。

特に、次のような状況では、現在のExcel管理をさらに複雑化するよりも、勤怠管理システムの導入を検討した方が効率的な場合があります。

  • 従業員数が増えた:勤怠ファイルの配布・回収・確認に時間がかかる
  • 勤務形態が複雑になった:シフト制や変則的な勤務時間への対応が必要になった
  • 打刻を手入力している:入力ミスや記録漏れが発生しやすい
  • 集計作業に時間がかかる:残業時間や有給休暇などの管理項目が増えてきた
  • Excelファイルの管理が負担になっている:ファイルの修正、配布、回収、保存といった手作業が増えている
  • システムの設計や管理に時間をかけたくない:数式の修正や運用ルールの管理をできるだけ減らしたい

勤怠管理システムは、サービスごとに対応できる勤務形態や打刻方法、管理できる項目が異なります。そのため、導入を検討する際は、現在のExcel運用で発生している課題を整理したうえで、必要な機能に対応しているサービスか確認することが重要です。

補助金・助成金の支援が得られることも

勤怠管理システムを導入する際に、補助金・助成金による支援が受けられる可能性があります。
たとえば、以下のような中小企業・小規模事業者向けの補助金・助成金の制度が存在します。

  • デジタル化・AI導入補助金(旧:IT導入補助金):ITツールを導入する費用の一部に対して国が補助する制度。経済産業省管轄。
  • 働き方改革推進支援助成金:労働環境の改善(労働時間の縮減・有給休暇の消化促進など)の支援を目的とした制度。厚生労働省管轄。

※ 最新の公募状況・要件は公式サイトで要確認

まとめ|Excel勤怠管理表のポイント

Excelで勤怠管理を行う際は、テーブル機能を活用すること が最大のポイントです。テーブル機能で使える構造化参照によって数式の可読性が上がり、メンテナンス性の向上につながります。

小規模な組織や、比較的シンプルな勤務形態であれば、低コストで柔軟に構築できるExcel管理表は非常に有効な選択肢です。

一方で、
「作成・運用・管理の負荷が大きくなった」
「Excelファイルの管理が複雑になってきた」
「勤怠データの記録方法や管理方法に不安がある」

という場合は、無理にExcelで自作せず、専用の勤怠管理システムの導入も視野に入れる のが賢明です。

専用システムでは、打刻・勤怠集計・シフト・休暇管理などをまとめて管理できるほか、勤怠データの修正や承認、労働時間の集計などを支援する機能も利用できます。
ただし、対応する勤務形態や機能、料金などはサービスによって異なるため、自社の運用に合ったサービスを選ぶことが重要です。

Excelでの管理を続けるか、勤怠管理システムへ移行するか迷っている場合は、現在の運用で困っている点を整理し、必要な機能を明確にしたうえで比較してみましょう。打刻方法・勤怠集計・シフト管理・休暇管理・料金などを比較すると、自社の運用に合ったサービスを選びやすくなります。

たとえばスマレジ・タイムカードでは、勤怠管理に加えてシフト作成や休暇管理などにも対応しており、PC・スマートフォン・タブレットを利用した打刻にも対応しています。現行のExcel運用から移行できるか、必要な機能がそろっているかについては、料金・導入方法を含めて、次の資料から確認できます。

» スマレジ・タイムカードのサービス資料を確認する