表の作り方は簡単!テーブルの使い方・便利機能【エクセル効率化】

はじめに
「見やすい表を作るのに時間がかかる」
Excelの テーブル機能 を使えば、
この記事では、Excelのテーブルの基本的な使い方から、

テーブル機能を使うと、 表作成が格段に楽になる だけでなく、
テーブルの作り方
テーブルを作成する手順は、以下の3ステップです。
- データを準備
- テーブル化
- テーブル名を設定
テーブルの使い方
テーブルの基本的な操作方法を説明します。
- データの入力
- 行/列の挿入・削除
- 列の入れ替え
- テーブルの解除・削除・移動
テーブルのスタイル(装飾)の設定方法は後ほど
データの入力
テーブルの右のセル、下のセルにデータを入力すると、
テーブルの右下隅をドラッグして、手動でテーブル範囲を調整することも可能です。
データを追加していくときには、Tab キーが便利です。
セル移動のショートカットキー
テーブル内でも、以下のキーで移動できます。
- Tab:横(行方向)に移動。
- Enter:縦(列方向)に移動。
- ← /↓ /→ /↑ / (矢印キー / カーソルキー):各方向に移動。
Ctrlを押しながらで、 テーブルの端 まで移動できます。
行/列の挿入・削除
テーブルの行や列を挿入または削除するには、
列の入れ替え
テーブルの列を入れ替える方法はいくつかあります。
-
方法1.
テーブルテーブル 列を選択し、ドラッグ&ドロップで移動 (Excelのバージョンによっては不可) -
方法2.
テーブルテーブル 列を選択し、切り取り+挿入で移動
複数テーブルが横に並ぶ場合の注意点
1シートの中に複数のテーブルが横に並んでいる場合、
上記の方法を使用すると レイアウトが崩れる可能性があります。
具体的には、
列を入れ替えたテーブルの右隣にあるテーブルの一部が右にシフトします
(右隣のテーブルが左のテーブルよりも下に伸びている場合に発生)。
レイアウトの崩れを防ぐためには、
テーブルの列を入れ替える際に以下の手順を実行します。
- 新しい列を追加する
- シートシート の列全体を選択して切り取る (Ctrl + x)
- 新しい列に貼り付ける (Ctrl + v)
テーブルの解除・削除・移動
テーブル全体に対する操作について説明します。
解除
テーブル化を解除し、
削除
テーブルを削除し、セルを空白の状態に戻す方法です。
移動
テーブル自体を移動する方法です。
テーブル全体を選択する
ショートカットキー: テーブルのデータセルを選択 > Ctrl + a を2回
テーブルを移動する
【方法1】
テーブルの境界線をドラッグし、移動先でドロップする。
【方法2】
- テーブル全体を切り取る(Ctrl + x)
- 移動先に貼り付ける(Ctrl + v)
テーブルの便利機能・メリット
Excelのテーブルには、
- 構造化参照で参照できる
- 見た目を手軽に設定可能
- フィルタボタンがすぐ使える
- 行の最後に集計行が付けられる
1. 構造化参照で参照できる
テーブル内のデータを参照するときに
例: =SUM( テーブル名[見出し名] )
構造化参照には、以下の利点があります。
-
参照範囲が自動で拡張される :
データを追加しても、参照範囲が自動で拡張されるため、数式を書き換える手間が省けます。
特に、列全体を参照範囲として計算を行う場合に便利です。 -
可読性が向上する :
「テーブル名」と「見出し名」を記述して参照場所を指定するため、数式の可読性が向上します。
セル参照と比較して、数式を見ただけで何を参照しているか判別しやすくなります。 -
リンクが切れにくい :
外部参照(別ブックの参照)に限った場合になりますが、
セル参照に比べてリンクが切れにくいというメリットがあります。
構造化参照は、テーブル名と見出し名で紐づけて参照するためです。
シート名やシート内のデータ構造を変更してもリンクが切れること心配がなく、
ソースブック内のデータを安心して更新できます。

構造化参照は Power Query との相性が良く、
2. 見た目を手軽に設定可能
罫線の設定なしで、

罫線の設定が不要で、
スタイルの設定箇所は主に2か所です。
-
テーブルスタイル エリア:
テンプレートからスタイルを選択することで、
テーブルの見た目や色を大きく変更できます。 -
テーブルスタイルのオプション エリア:
フィルタボタンの表示/非表示、縞模様の表示/非表示などが設定できます。
ここで、最終行に集計行を追加することも可能です。
データごとに、個々のスタイル(文字色・背景色など)を変えたい場合は、
3. フィルタボタンがすぐ使える
行の並べ替えやフィルタリングを行えるボタンが、
4. 行の最後に集計行が付けられる
テーブルの最後に集計行を追加できます
集計値の種類(合計、平均など)は、
行の追加はTabキーが便利
集計行がある場合、テーブル下のセルにデータを入力しても、テーブルが自動で拡張されません。
このようなときは、テーブルの最終セル(集計行の1つ上の、右下端のセル)でTabキーを押すと、
新しい行が追加されます。
テーブルの苦手なこと・デメリット
テーブル機能にはデメリットも存在し、苦手な内容があります。
- 見た目重視の表は作りづらい
- 複雑な計算、セル位置に依存した計算が苦手

テーブル機能は「データの格納庫」として利用する場合には大きな力を発揮します。
しかし、
1. 見た目重視の表は作りづらい
基本的にテーブルは、細かく見た目を設定するのには向いていません。
- 空白行の挿入は非推奨なため
- 見出しは1行のみ、重複は許されないため
- 個々のセルのスタイリングは非推奨なため
空白行の挿入は非推奨なため
「空白行で区切って、視覚的にデータのまとまりを作る」のは推奨されません。
見出しは1行のみ、重複は許されないため
テーブルの見出しは1行のみに制限され、複数行にわたる見出しを作成することはできません。
複数行を使った階層化した見出しができれば、
個々のセルのスタイリングは非推奨なため
1セルずつ、または行ごとにバラバラにスタイル(書式)を設定するのは、避けた方が無難です
スタイルの設定は列単位で行う方が無難です。
データごとにスタイルを変えるなら「条件付き書式」
データのまとまり・グループやカテゴリ分けを視覚的に表現したい場合は、
条件付き書式 を列全体に設定することをオススメします。
値によって、自動的にスタイル(文字色・背景色・アイコン表示)が変わります。
2. 複雑な計算、セル位置に依存した計算が苦手
テーブル内では、
特定範囲を参照する計算が苦手
テーブルの特徴である 構造化参照 (テーブル参照)は、
そのため、

絶対参照 / 相対参照のように、参照場所を固定 / 移動の制御方法も少々煩雑です。
数式を複製するときに、
2次元の計算テーブルとしては使いづらい
行と列のそれぞれに変数を並べ、
理由が2つあります。
- 見出しが文字列として扱われるため
- 見出しに数式を記入できないため
見出しが文字列として扱われるため
テーブルの見出しは常に文字列として扱われるため、
例: 見出しの0 と 数値の10で、大小関係の比較
「0は10より大きいか?」
- 数式: =テーブル1[[#見出し],[0]] > 10
(テーブル1[[#見出し],[0]]:構造化参照で見出しを参照 → 文字列文字列 の 0) - 結果: TRUE
この結果は、
文字列文字列 0 と 数値数値 10 を比較した結果です。
数値数値 同士でないと、正しく比較できません。
このような
文字列を数値にする方法
文字列 は、頭に1*や --(--は-1*-1の意味)を付けると数値に変換できます
(VALUE関数でも可)。
四則演算を行うと、 数値 として認識されるためです。
これを利用すれば、 文字列 扱いの見出しの値を直接使って、 数値 の計算が可能です。
見出しの0と、10の比較例:
(テーブル名:テーブル1、見出し名:0 のとき)
- =テーブル1[[#見出し],[0]] > 10 → TRUE
( 文字列 0 と 数値 10 を比較した結果) - = 1* テーブル1[[#見出し],[0]] > 10 → FALSE
( 数値 0 と 数値 10 を比較した結果)
見出しに数式を記入できないため
テーブルの見出しに数式は記入できず、
見出しに変数を格納して、数値計算に利用できる場面が限定的と言えます。
楽に表作成、データ活用するならテーブル化
Excelのテーブル機能は、データの管理と分析を効率化するための強力なツールです。
- 構造化参照が使える
- データの追加時に参照範囲が 自動で拡張 されるため、数式を 手動で修正する手間が省けます 。
- テーブル名 と 見出し名 で参照が 紐づけられる ため、テーブルの移動や行/列の挿入、シート名の変更をしても 参照リンクが切れにくい です。
- 見た目を手軽に設定可能
- 多様なスタイルから 簡単にデザイン を切り替えられるため、罫線の設定に時間をかける必要がありません。
データ入力やコピー&ペーストで 罫線のレイアウトが崩れる心配も少なくなります 。
- 多様なスタイルから 簡単にデザイン を切り替えられるため、罫線の設定に時間をかける必要がありません。
テーブルをさらに活用することで、以下のような応用が可能です。
-
入力規則 や 条件付き書式 を利用することで、
表記ゆれや入力ミスを減らし、
入力値の候補表示(プルダウン表示) なども実現できます。 -
Power Query などのツールを使えば、テーブル内のデータを他のファイルから簡単に利用できます。
データ転記の自動化やデータベース運用に応用でき、データ管理をさらに効率化 できます。
これらの機能を活用することで、Excelでの作業効率が大幅に向上し、

















