【自動化スキル比較】Power Queryの次のエクセル業務効率化ツールは?

はじめに
Power Queryを含む、
- 「データの成形は早くなったが、
その後の『メール送信』や『グラフの更新』を結局手動でやっている現状をどうにかしたい」 - 「もっと自動化して業務を効率化するにはどうすればいいのか?」
- 「VBA、
Python、 Power BI、 Power Automateのうち、 どれが自分に最適か?」 - 「せっかく学習しても、
無駄になってしまわないか?」
上記のような悩みを持つ方は少なくありません。
Power Queryを習得した後に、
せっかく時間をかけて習得しても、

私自身、
この記事では、
- VBA 、
Power BI 、 Power Automate 、 Python の違い - それぞれのツールで「できるようになること」
- どのような人が学ぶべきか
この記事を読むことで、
結論からお伝えすると、
【目的別おすすめ早見チャート】
- 「Excel操作の自動化の幅を広げたい」
→ VBA - 「データの視覚化やチーム共有を強化した」
→ Power BI - 「業務フロー全体の統合やアプリ連携を自動化した」
→ Power Automate - 「大規模データの処理や機械学習・AIを活用した」
→ Python
※ 詳細の選択チャートは後述
Power Queryの立ち位置と限界
Power Queryとはどのようなツールなのか、
Power Queryとは
Power Queryは、
本サイトでは、
Power Queryでできること・できないこと
Power Queryで自動化できるのは、
例えば、
- 「新しいファイルを自動で作成する」
といったファイル操作 - 処理を「 完全なリアルタイム完全なリアルタイム 」
で実行し、
WebブラウザWebブラウザ からも閲覧できるようにすること - Power Queryで得られた結果を、
Excel から「 他のツールへ自動で受け渡して連携他のツールへ自動で受け渡して連携 」させること
「エクセル内でのデータの取得・加工・配置」
ツール・スキルの比較と詳細
業務効率化を目指す上で、
各ツールの位置づけは以下の通りです。
VBAは、
一方で Python は、
ツール・スキル比較表
VBA 、
| ツール | 得意領域 | Excelとの親和性 | プログラミング知識 | 習得難易度 | 必要ライセンス |
|---|---|---|---|---|---|
| 1. VBA | Excel内自動化 | 最高(標準機能) | 必須 | 中 | 不要 |
| 2. Power BI | データの可視化 | 高(PQ流用可) | 一部必要 | 低〜中 | 一部有料 |
| 3. Power Automate | アプリ連携・外側自動化 | 中(クラウド連携強) | 不要 | 低 | |
| 4. Python | 大規模データ・AI | 中(解析特化) | 必須 | 高 | 無料(環境構築要) |
1. VBAの詳細
VBA(Visual Basic for Applications)
Excel の動作を細部まで制御でき、
- 概要: すぐに使い始められるエクセル特化の自動化ツール
- 向いている人: 「データの取得・加工・配置」
以外の、 エクセル操作そのものを自動化したい人 - できること:
- ✅ エクセル機能のフルコントロール
- エクセル操作の自動化(例:1シートを複数シートに分割)
- エクセルの挙動制御(例:シート切り替え時に「すべて更新」
を実行)
- エクセル操作の自動化(例:1シートを複数シートに分割)
- ✅ 外部ファイルの操作(主にエクセルブック)
- 例:新しいエクセルブックを自動で作成する
- ✅ 他の Office製品 の操作
- 例:シート上の宛先や本文を読み取り、
Outlook でメールを送信する
- 例:シート上の宛先や本文を読み取り、
- ❌ Office製品 以外のアプリとの連携は苦手
- ❌ 膨大なデータの高速処理には不向き
- ✅ エクセル機能のフルコントロール
- 属人化しやすさ: ❌ 非常にしやすい
- プログラミングの知識が前提となる
- 「標準的な書き方」
の型が乏しく、
作成者以外には内容が不明な「ブラックボックス」になりやすい
- 動作環境: ✅ エクセルに標準搭載されており、
環境構築の手間がない - 難易度:中
- 将来性: 長年ビジネス現場で活用されており、
今後も需要がなくなる可能性は低い
よくある誤解:「VBAはもう古い」
VBAは、
業務効率化の面はもちろん、
過去から蓄積されたシステムの維持管理やメンテナンスの面でも、
習得しておくと周囲から非常に重宝されるスキルです 。
2. Power BIの詳細
Power BIは、
ローカルPCを介さず、
- 概要: データの可視化と共有に特化したビジネス分析ツール
- 向いている人: 最新の集計結果を、
チーム全体でいつでも共有・閲覧できる状態にしたい人 - できること:
- ✅ 分析データの可視化と共有(ダッシュボードの作成)
- クラウドによる完全自動更新
- 閲覧権限の設定や Webブラウザ からの閲覧
- ✅ 大量データの繰り返し分析
- 更新処理はクラウド側で行われるため、
PCスペックに依存しない
- 更新処理はクラウド側で行われるため、
- ❌ 元データそのものの入力や編集はできない
- ❌ 紙への印刷を前提とした資料作成には不向き
- ✅ 分析データの可視化と共有(ダッシュボードの作成)
- 属人化しやすさ: ✅ しにくい
- 基本的にノーコード、
あるいはローコードで構築できる
- 基本的にノーコード、
- 動作環境:
- ❌ 組織での共有には基本的に Proライセンス (有料)
が必要 - Microsoft 365 の通常プランには含まれず、
追加費用が発生する
(※ 契約形態によっては追加費用無しで閲覧できる場合もある。Microsoft 365 最上位の E5ライセンス には標準で含まれる。 )
- ❌ 組織での共有には基本的に Proライセンス (有料)
- 難易度:低〜中
- 将来性: Microsoft が注力する「 Power Platform 」
の中核であり、 将来性は非常に高い
よくある誤解:「Power BIがあればExcelは不要」
実際には「Excelとの併用」
Power BIはデータの表示に特化しているため、
元となるデータの入力や細かな修正作業は、
3. Power Automateの詳細
Power Automateは、
iPaaS (Integration Platform as a Service)
ノーコードツールであるため、
- 概要: 業務連携の基盤として有用な、
非IT向けDX推進ツール - 向いている人: プログラミングなしで、
複数のアプリをまたいだ自動化を実現したい人 - できること:
- ✅ ソフト(アプリ)
間の連携 - 例:承認フローの自動化(ファイル作成時に Teams へ通知など)
- 例:承認フローの自動化(ファイル作成時に Teams へ通知など)
- ✅ クラウドサービス同士の連携
- ✅ デスクトップ画面の自動操作
- 例:入力フォームへの自動記入や、
送信ボタンのクリック
- 例:入力フォームへの自動記入や、
- ❌ 複雑な計算処理や、
画面上の極めて細かい操作、 高速処理は苦手
- ✅ ソフト(アプリ)
- 属人化しやすさ: 🟡 ややしやすい
- ノーコードではあるが、
処理フローが複雑になると全体像が見えにくい - クラウド経由でない処理の場合、
特定のデバイス環境に依存しやすい
- ノーコードではあるが、
- 動作環境: ❌ 🟡 クラウド機能の使用には Microsoft 365 ライセンスが必要
(※共有機能に制限があるデスクトップ版は、無料で利用可能) - 難易度:低
- 将来性: RPA市場でトップシェアを誇り、
Office製品 との相性も抜群
よくある誤解:「画面を自動で動かすだけのツール?」
画面操作(UI自動化)
業務全体の連携基盤として機能するのが大きな強みです 。
クラウド側で常時監視を行い、
特定の動作をトリガーにして処理を開始させることも可能です。
4. Pythonの詳細
Python(パイソン)
プログラミング言語の中では学びやすい部類ですが、
Pythonは Office製品群 に含まれておらず、
- 概要: あらゆる開発が可能な、
強力な汎用プログラミング言語 - 向いている人: 高度な統計・大量データの処理や、
Office製品 以外のアプリ操作・連携を行いたい人 - できること:
- ✅ 膨大なデータの処理
- 例:1,000万行を超えるデータの統計・解析
- ✅ AI・機械学習の活用
- 例:画像認識や予測モデルの構築
- ✅ APIやWebとの連携
- 例:Webサイトからの情報収集(スクレイピング)
- 例:Webサイトからの情報収集(スクレイピング)
- 🟡 エクセルという「ソフト」
自体の操作は可能だが、 やや苦手 - ファイル自体の作成や編集は得意だが、
UIの操作には向かない
- ファイル自体の作成や編集は得意だが、
- ✅ 膨大なデータの処理
- 属人化しやすさ: ❌ しやすい
- プログラミングが前提となる。
ただし「標準的な書き方(型)」 が存在するため、 VBAよりはマシな面もある。
- プログラミングが前提となる。
- 動作環境: 🟡 原則として、
デバイスごとに新規の 環境構築が必要 - 導入前に、
社内のIT制限に抵触しないか確認が必須 - 近年「 Python in Excel 」
が登場したが、 まだ制約が多い
- 導入前に、
- 難易度:高
- 将来性: 汎用性が極めて高く、
AI分野との相性も良いため将来性は抜群
よくある誤解:「Pythonが最強で、
非常に強力なツールですが、
Office製品 自体の細かな操作や、
社内での手軽な共有・連携においては、
Power Queryの次に何を学ぶべきか【選択チャート】
Power Queryをある程度使いこなせるようになった 中上級者 が、
【目的別おすすめ早見チャート】
- 「Excel操作の自動化の幅を広げたい」
→ VBA - 「データの視覚化やチーム共有を強化した」
→ Power BI - 「業務フロー全体の統合やアプリ連携を自動化した」
→ Power Automate - 「大規模データの処理や機械学習・AIを活用した」
→ Python
選択の基準
次に習得するツールやスキルを選ぶ際は、
- できること: 何を自動化・改善したいか
- 「できるようになること、
アウトプットできるもの」 は何か - 「得意・不得意な領域」
はどこか - 扱うデータの規模(行数)
や共有の必要性 - 操作の対象がExcelの内側か、
外側か
- 扱うデータの規模(行数)
- 「できるようになること、
- 共有しやすさ: 自分以外の人も使うか
- 処理がブラックボックス化(属人化)
しやすいか - 共有相手のPCでも、
環境構築などの作業が必要になるか - ※ 属人化しやすいツールの場合は、
ドキュメント作成やコメント記入の重要性が高まる
- 処理がブラックボックス化(属人化)
- 動作環境: 実行できる環境を整えられるか
- 社内のセキュリティポリシーや、
使用条件を満たしているか - 有料ライセンスが必要な場合、
購入の予算が取れるか - 自分で 環境構築が可能か、
あるいは周囲にサポートできる人がいるか
- 社内のセキュリティポリシーや、
- 習得難易度: 無理なく身に付けられるか
- 学習の途中で挫折してしまうリスクはないか
- 習得に必要な学習時間を十分に確保できるか
- ※ 独学が難しい場合は、
講座・スクールの活用も検討の余地あり
選択チャート
次に習得するべきツールを導き出すための、
学習方法によって習得難易度が大きく変わる
ツールやスキルを選ぶ際、
- 「理解するのに膨大な時間がかかり、
いつ実務で使えるようになるのか先が見えない」 - 「学習を始めたがつまずいてしまい、
調べても解決できずに途中で挫折した」 - 「一通り学習を終えたものの、
仕事ですぐに活用できる実践的なスキルが身についていなかった」
このような事態になると、
しかし、

講座・スクールを活用することで、
独学と講座の習得期間目安
VBAや Python はプログラミングの知識が前提となるため、
それでも、
【習得期間の比較表】
| ツール・スキル | 習得難易度 | 習得期間の目安 (独学) | (講座・スクール) |
|---|---|---|---|
| VBA | 🟡 中 | 3〜6ヶ月 | 1〜2ヶ月 |
| Power BI | 🟢 低 〜 🟡 中 | 0.5〜2ヶ月 | 1〜2週間 |
| Power Automate | 🟢 低 | 1〜2ヶ月 | |
| Python | 🔴 高 | 6〜12ヶ月 | 3〜6ヶ月 |
なぜ講座・スクールは習得が早いのか
独学と比較して、
- 学習順序が整理されており、
体系的に学べる - 独学では知識が断片的になりがちだが、
講座・スクールでは基礎から応用まで順序立てて習得できる。
- 独学では知識が断片的になりがちだが、
- 実務を想定した課題が豊富
- Webの情報 は「基本操作のみ」
の解説が多い一方、
講座・スクールでは現場で即戦力となる実践的なカリキュラムが組まれていることが多い。
- Webの情報 は「基本操作のみ」
- 「調べる時間」
を大幅に削減できる - Webの情報 は、
情報が古かったり、 汎用的すぎて自分のケースに当てはまらないことも多い。 - 講座・スクールは、
つまずいたポイントや個々の状況に合わせた質問が可能。
- Webの情報 は、
- モチベーションを維持しやすい
- 講座・スクールでは、
講師という「相手」 が存在し、
費用も発生しているため「最後までやり遂げよう」という心理的な強制力が働く。
- 講座・スクールでは、
独学と講座・スクールのどちらが向いているか
講座やスクールには「習得のハードルを下げ、
下記は、
- 独学が向いている人
- 学習に充てられる時間に余裕がある
- できるだけコストを抑えて学びたい
- 試行錯誤しながら学習するプロセス自体を楽しめる
- 講座・スクールが向いている人
- 実務ですぐに使う必要があり、
期限が迫っている
(例:社内DXや業務改善プロジェクトを任されているなど) - 効率を重視し、
できるだけ遠回りを避けたい - 過去に独学で挑戦して挫折した経験がある
- 実務ですぐに使う必要があり、

独学 で時間をかけてPythonを学びましたが、
できることの幅を広げ、 効率化をさらに進めよう
ここまで、
- Power Queryはデータ加工の強力な武器だが、
ファイル操作や他アプリ連携、高度な可視化には限界がある。 - 次に学ぶツールは「できること」
「使う人」 「環境」 「キャリア」 の、
4つの指標で選ぶのが失敗しないコツ。 - 各ツールの特徴:
- VBA :Excel操作をフルコントロールし、
即座に業務改善できる。 - Power BI :データの可視化とチーム共有に特化している。
- Power Automate :アプリ間の連携やルーチンワークを自動化する。
- Python :膨大なデータ処理やAI活用など、
無限の可能性を持つ。
- VBA :Excel操作をフルコントロールし、
将来のキャリアを見据えた場合、
-
Power BI、
Power Automate、 Python : 単なる「Excel作業」
の枠を超えた ITスキル として、
市場価値が上がりやすく、転職時にも評価されやすい傾向にある -
VBA:
日常業務を最もダイレクトかつ劇的に改善できる。
非IT系 では歓迎される可能性が高い。

どのツールも、
「自分に本当に必要なツールがどれか、
という方は、
Winスクールは、
【Winスクールの特徴】
-
専門家による最適なツール・スキルの提案
業務内容や目標に合わせ、
どのスキルから学ぶべきかプロからアドバイスがもらえます。
Excel, VBA, Power BI, Power Automate, Pythonなど、幅広いコースを取り扱っているスクール なので、 各スキルを熟知しています。 -
現実的な学習計画の策定
一般的な 習得期間や、
学んだ後の具体的な活かし方 についても詳しく知ることができます。 -
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プロの指導のもとで効率よく学習を進めることは、
まずは一歩、